『はちま起稿 月間1億2000万回読まれるまとめブロガーの素顔とノウハウ』を読んだ。
感想としては、結構面白かった。一気に全部読んだ。
目次は以下のようになっている。
はじめに P2-6
第1章:はちま起稿と清水鉄平 P17-73
第2章:元管理人が教えるすぐ役立つブログ運営ノウハウ P81-124
第3章:元管理人って何者ですか? まじめに答える清水鉄平のQ&A P131-165
第4章:炎上の裏側 元管理人の雑記長 P169-190
あとがき P200-203
第1章「はちま起稿と清水鉄平」
個人的にはこの第1章が一番面白かった。
本の著者でもあり、「はちま起稿」元管理人の清水鉄平がどういう人間でどういう学生生活を送ったのかに始まり、「はちま起稿」の元となるブログを開始したところから管理人引退、そして現在までのことが書かれている。
心に残った部分を箇条書き。
・高校時代に「はちま起稿」の元となるブログを開始し、数ヶ月間全くアクセスがないながら毎日地道に更新を続けたこと。
・あるとき、人気の個人ニュースサイトにブログが取り上げられてアクセスが急増したこと。
・その後、ブログ更新に夢中になり、受験勉強そっちのけで学校に行っている時間以外のほとんどはブログの更新に費やしたこと。
・東京ゲームショウにブロガーとして呼ばれて参加し、憧れていた有名ゲームプロデューサーたちと会えて直に取材できて嬉しかったこと。
・東京ゲームショウで東京への憧れが強くなり、大学進学を止め、ブロガーとして生きて行くと決め上京したこと。
・上京してから1年数ヶ月は休みもなくほぼ毎日寝る時間以外の全てをブログの更新にあて食事にかける時間ももったいないくらいだったこと。
・父親の勧めで法人化したが、お金の管理を含め全てを任せていた父親に裏切られ1500万円を着服されていたこと。
・個人情報がネットに晒され炎上したこと。
自分も今、アフィリエイトを生業にしているんで少しだけ共感というか重なる部分があったので面白く感じたのかもしれません。でも、成功する為にこの元管理人もやっぱ頑張ってきたんだなと思いました。
第2章「元管理人が教えるすぐ役立つブログ運営ノウハウ」
タイトルの付け方や記事の書き方、気を付けること、ツイッターの活用の仕方など、ブロガーやアフィリエイターにとっては特に目新しいノウハウは書いてなかった。そういうのを知らない人にはなるほどという感じかもしれない。
第3章「元管理人って何者ですか? まじめに答える清水鉄平のQ&A」
本を出すにあたってブログで質問を募集したのかな? ブログ読者からの質問に答えてます。
なんとなく元管理人の人となりが垣間見えた気がしました。
第4章「炎上の裏側 元管理人の雑記長」
今まで起こした問題の説明や炎上の裏側、そして謝罪。また事実誤認に関して書かれてある。
捏造、やり過ぎだったこと自分が間違っていたことに関して素直に過ちを認めて、迷惑をかけてしまった関係者などへもきちんと謝罪しており、元管理人 結構誠実なヤツだなと、人は変わるんだなと思った。
アフィリエイターやブロガーの人には結構面白いと思うし刺激にもなると思います。
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