「侵略!イカ娘」第8話の「ささなイカ?」を見てて
今更なんだけど、ああ、これは「よつばと!」だなぁと思った。
暇だし「よつばと!」と「侵略!イカ娘」の類似点について書いてみる。
基本的に個人的な見解かつ、正確性はない。
1つ目の類似点としては
「イカ娘」に関しては全ての話ではないが
まず、どちらも主人公であるキャラクターがまだ幼く(精神的に)
来たばかりの世界で初めて見るもの、体験することへの興味、感動という
日常における非日常を描いているという点。
「イカ娘」第8話での傘というアイテムだけで1エピソードできてしまう
やってしまうのは、まさにそれだと思った。
2つ目は
物語の中心である主人公(よつば/イカ娘)のみが唯一
よくわからない存在として描かれている点。
イカ娘は言わずもがな、作中でイカ娘だけ人外である。
そしてよつば。一応人間なんだけど、
作中においてよつばだけが異質なキャラとして描かれている。
他のキャラクターに比べてよつばだけ作画がデフォルメされ過ぎているし
緑というアニメ的な髪の毛の色をしているのは唯一よつばだけである。
そして、どこの国から来たのかもわからない。
意図的に虚構性の高いのキャラとして描かれている。
個人的によつば、イカ娘ともに極端に言うとペットというか
マスコットキャラのような存在だと思える。
性的にも中性的。下世話な話になるけど、イカ娘のエロ同人があったとして
ヌケル気がしない。よつばに関しては、まあ、5歳なんで
ヌケルわけがないんだけど、例えばオトナになったよつばという設定で
エロ同人があったとして、どれだけよつばが魅力的に描かれていたとしても
それがよつばである限りやはりヌケル気がしない。
そもそも、よつばがオトナになるという想像がつかない。
あと、他に類似点としては、これは半分こじつけだけど
ストーリーがない点、そしてキャラクター同士が主人公(よつば/イカ娘)の
関係ないところでからまないようにしている点があるかなと思う。
まあ、イカ娘に関しては唯一異質である主人公を中心にしてしか
物語が回らないからとも言えるかもしれんが。
逆に大きな違いとしては
よつばのモノローグが排除されているのに対して
イカ娘は普通にモノローグがあるという点。
そして、BSマンガ夜話で言われていた「よつばと!」における
切なさが「イカ娘」にはない点。
以下、BSマンガ夜話での夏目房之介の発言を一部抜粋
「日常って、そうじゃないよねっていうのが片方にあるので
あの、ほんとの現実、リアルっていうのはそうじゃないから、これ読んでると
とっても楽しいんだけど、切ないんですよ」
この点に関しては、イカ娘が完全に人外なのに対して
よつばは一応、人間の子供として描かれているからと言える。
よつばは読んでいる大人達の心の中にある架空のキャラで
ある程度歳食ったオトナの中にある願望というか、懐かしさとかそういう
存在なんではないだろうか。だからこそ、実際はそうではないという
切なさがあるんじゃないかなと。
まあ、そこが「よつばと!」の一つの核であるとも言えるけど。
えーと、ダラダラと書いたけど、まとまんないし、読み返して
あんま上手く書けてないのでここで終わります。
あと、かなりBSマンガ夜話の発言を参考にしてます。
以下、BSマンガ夜話「よつばと!」の回での参考にした発言を一部抜粋
いしかわじゅん:
「よつばとっていうのがどういう物語かって言うと、日常生活っていうのは
なんて輝きに満ちた、美しいものなんだろうっていう話なんだよ。
それを読者がどう共感していくかって話なの」
中略
「よつばがこの街に来た、第1日目が第1話なんだよね。それはつまり
よつばの新しい人生の1日目なんだよ、今日の風景ははじめての
今日なんだよ、明日の風景ははじめての明日なんだよ、
俺たちの明日はさ、去年も見た明日じゃない? 」
夏目房之介:
「日常生活っていうのは普通そう思わないから日常生活になっている
ところが、よつばっていうキャラクターが入ってきたとたんに、
ものスゴク、雨でさえあんなにうれしいっていうことなんですよ」
夏目房之介:
「よつばって実は日本人じゃないのね、日本人じゃないんだけど、
何人かわからなくてどっからきたかもわからなくて出生の秘密も、
出身も何にもわかんなくて、ただそのことだけがわかるっていう
記号的な存在を意識的に作っていて、髪が緑なんですよね、
これ、要するにアニメの記号でしょ?」
いしかわじゅん:
「よつばは外人らしい、髪の毛が緑だからエイリアンかもしれないけど、
日本人じゃない~」
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